※この記事は2年前(2023年1月)に体験した旅行の記録です。現在とは情報が異なる可能性もありますので、ご注意ください。

お久しぶりです、ろろです!
今回は、東京九州フェリーに乗って北九州(新門司)から神奈川(横須賀)まで旅したときのレポートを書いてみました。
2年前の冬の旅になりますが、船旅の雰囲気や過ごし方の参考になれば嬉しいです!
フェリーを利用したのは年末年始の東京旅行でした。
いつもは飛行機で東京に行くことが多いのですが、時期的に航空券が高く……。
代わりの移動手段として選んだフェリーの旅が、思った以上に快適で楽しかったので、記録として残しておきます。

東京九州フェリーは、約980kmの距離を1泊2日で移動する大型フェリー。
深夜に乗船して翌日夜に到着するスケジュールで、船旅をゆったりと楽しめます。
船内設備
船内には以下のような設備がそろっていて、長時間の移動でも快適に過ごせます。
- 売店
- 自動販売機(飲み物・カップラーメン)
- 喫煙所
- ショーステージ・大型テレビ
- 新聞・キッズルーム・シアタールーム
- ランニングマシン・自転車マシン
- 遊覧デッキ・温泉・洗濯乾燥機
旅のスタイルに合わせて自由に使える空間が多く、乗客それぞれが自分のペースでくつろいでいるのが印象的でした。
事前に用意しておいたもの
- 船内移動用のスリッパ(100均のクロックスタイプ)
- 耳栓(エンジン音が響くため)
あると便利かも
- マスク(寝ている間に喉が乾燥してしまうことがあるため)
初日の船旅レポート
ここからは、実際に私が体験した船旅の様子をレポート形式で紹介します。
連絡バス
今回の旅は、新門司港から乗船するルート。小倉駅(新幹線口側)から22:10発の連絡バスが出ており、これに乗って港まで向かいます。乗客の点呼などはなく、定刻で出発するので時間厳守です。
ちなみに、新門司港にはもう一つのバス停(22:30発)もあります。
フェリー乗り場に到着
バスに揺られること約40分、新門司港のフェリーターミナルに到着!
建物も大きくて立派です。交通手段としては連絡バスのほかに、自家用車やバイクで来る方も。

乗船手続きには、事前にメールで届くQRコードが必要になります。
このQRコードは部屋の鍵としても使うので、出発前に必ずスマホに保存しておくのがおすすめ。
船旅が始まると電波がほとんど届かなくなります!
乗船&船内の印象
いざ、乗船!
中に入った瞬間、「……ホテル!?」と声に出るほど綺麗で洗練された空間が広がっていました。
まるでクルーズホテルのような内装にワクワクが止まりません。

お部屋へ
自分の部屋へ移動します。
部屋のランクによって設備は違いますが、今回はスタンダードなタイプを選びました。
それでも寝心地は快適で、最低限のプライバシーも守られていて落ち着けました。

とはいえ船旅のため、寝ている時も体が揺れている感覚があり、
半寝ぼけで起きた時に少し怖くなりました(笑)



ちなみに、船室近くのお手洗いのそばには洗濯機と乾燥機も。長旅にもありがたい設備!
2日目の船旅レポート
朝
おはようございます!目覚めの良い朝です!
スケジュールではこの日の夜20:45に横須賀港に到着予定。
それまでの時間、船旅を満喫することにしました。
まずはレストラン「ルミエール」で朝食。


洋食プレート(1,000円)をいただきました。

甲板と朝のひととき
朝食後は甲板へ。
天気が良く、見渡す限りの水平線がとても綺麗で、思わず深呼吸したくなるような景色でした。



船内イベント
午前中には「クイズラリー」も開催されていて、クイズを探して船内を探検!
全問正解すると抽選でグッズがもらえるとのことで、ちょっとした冒険気分。

その後は、窓の近くでお絵描きタイム。
静かな時間の中で描くのも、旅の贅沢ですね。

大道芸と昼食
ふと耳を澄ますと、ショーステージでは大道芸のショーがスタート。
トークも軽快で、観客の子どもたちも飛び入り参加していて、温かい空気に包まれていました。

そのあとは昼食。
マグロとアボカドの海鮮丼をチョイス。

シアタールームと温泉
午後はシアタールームへ。
プラネタリウムの映像を見ながら、Yogiboクッションに包まれて、ついウトウト……。
そのまま映画鑑賞も楽しみました。

次は温泉タイム!
露天風呂で海風を感じながら、ちょっと寒かったけれど贅沢な気分を味わいました。


夕食と下船
お風呂上がりの夕食も美味しくて満足。

そしていよいよ、横須賀港に到着。下船の時間となりました。

おわりに
正直、フェリーって退屈かな?と思っていたのですが、イベントや設備が本当に充実していて、時間が足りないくらい!
旅の目的地だけでなく、「移動そのものを楽しむ」という新しい価値を感じた2日間でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
写真も合わせて旅の雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。








